24.

モラトリアム期間中のいろいろ。

時代

時代というのはどんどん変わっていくもので、昔の常識は今の非常識になっていることも多々ある。

 
たとえば。
昨日、戦前の尋常小学校の教科書を見る機会があった。
その中で、
 
女性の天職は家事をすることであるから、外で働くなんて…!
 
といった趣旨の記載があった。
戦後70年ちかく経つ現在でも、一部、そのような風潮が残っていることも事実ではある。
けれども、いま、女性の天職は家事をすることである、なんて言おうものなら、国内のみならず世界中から非難されることはあっても、称賛されることはまずないといって良いと思われる。
 
古い、糸で綴じられた教科書を見て、時代の変遷を感じた。
 
時代の流れを感じる瞬間は他にもある。
たとえば。
 
一昨日、知人に荷物を送った。
レターパックライトを初めて使用。
A4サイズ、4kg、厚さ3cm以内なら、350円で送れるというやつ。
ちょっと重さがある場合は、普通郵便で送るよりも安いのでオススメ。
 
発送地から目的地までは端から端ほどの距離がある。
到着には2、3日かかるだろうと予想していた。
しかし、到着に要した時間は、実際にはたった1日だった。
 
大昔、飛脚や旅人に託されていた荷物。
到着にはひと月かかることもざらだっただろう。
 
それが今じゃ、1日で届くんだぜ?
なんて、江戸時代、もっと前の時代の人に言ったら、信じてもらえるだろうか。
昭和の人でも信じないかもしれない。
 
 
他にもまだまだいっぱいある。
まさにいま、時代が大きく変わろうとしていることもいっぱいある。
 
時代の渦の中で、僕はただ、じっとするしかない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ホントに?