夏が過ぎ
暦の上ではとっくに秋で。
朝夕はすっかり冷え込むようになった。
夜空に打ちあがって消えてゆく花火のように、
あっという間に日々は過ぎて行った。
驚くことに、もう9月も1週間が過ぎた。
次に進むべく、イロイロな事務手続きを経ている最中。
いつか、夜空に咲く大きな花火のように、
大輪の花を咲かせることができるんだろうか。
それとも、何事もなかったかのように過ぎて消えてゆくのか。
目の前はいつでも真っ白で、
いくつかのあやふやな薄いラインが見えているだけ。
そのラインを慎重に慎重に渡っていくのだけれど、
どれが正しいのかだなんて、全然わからないし、
今進もうとしているラインで良いのかさえわからない。
わからないけれど、進むしかない。
まちがえてたら、また軌道を修正すればいいさ。
どうせ僕には人よりは自分に費やせる時間がある。死なない限り。
なんて自分に言い聞かせてみたりして。
勉強は基本的には本読んでなんとかするとして、
どうしてもよくわかんないところや、論文の添削は友人に頼ろう。
できる。
きっとできる。
だって、やればできる子だって、きちんと証明できたもの。
だから、大丈夫。
がんばるぞーっ。